組織で作成するテンプレート用リッチメニュー

組織操作画面で作成するリッチメニューについて

COMSBIのリッチメニューの基本でご説明した通り、カスタムリッチメニューを作成する方法は、組織操作画面での作成方法とLINEアカウント別操作画面での作成方法の2種類があります。

組織操作画面での作成は、複数の公式LINEアカウントを運用している場合に便利なテンプレートの作成のみとなっております。こちらでテンプレートを作成後、各LINEアカウント別操作画面での設定が必要になります。

LINEアカウントを1つしか運用していない、または各LINEアカウントごとに設定するリッチメニューが異なる場合は、各LINEアカウント別操作画面で作成いただいたくことをお勧めします。

組織操作画面でリッチメニューを作成する場合の注意点

  • 組織操作画面ではお客さまのLINEトーク画面へのリッチメニューの反映または解除の操作を行うことはできません。
  • 組織操作画面でテンプレートとして作成したカスタムリッチメニューは、LINEアカウント操作画面で複製してから、反映する必要があります。
  • 組織操作画面で作成するカスタムリッチメニューは、設定できるアクションが限られています。それ以外のアクションを設定する場合は、LINEアカウント操作画面で複製してから個別に設定する必要があります。
    • 組織操作画面で設定できるアクション
      • URI/ ユーザー発話/ プリセットメニューリンク
    • LINEアカウント操作画面で設定が必要なアクション
      • ポストバックアクション/ リッチメニュー切り替え/ メッセージ

リッチメニューテンプレートの新規作成

●画面へのアクセス

  1. 組織のアイコンをクリックします。
  2. サイドメニューの「全体リッチメニュー設定」をクリックし、プルダウンリストを開きます。
  3. 「リッチメニュー作成」をクリックし、「全体リッチメニュー新規作成」画面に移動します。

●表示設定

リッチメニューの基本的な設定を行います。

  1. タイトル
    管理用のタイトルです。タイトルは操作画面で識別目的で設定し、お客様には表示されません。
  2. メニューバーのテキスト
    「メニューバー」とは、LINEトーク画面下部に表示されているバーのことです。デフォルトでは「メニュー」というテキストが設定されていますが、任意のテキストに変更することもできます。
  3. トーク画面を開いた時のメニューの状態
    表示する」に設定:
    お客さまがLINEトーク画面を開いた時、リッチメニューがすでに表示された状態になります。
    「表示しない」に設定:
    お客さまがLINEトーク画面を開いた時、メニューバーのみが表示されます。顧客がメニューバーをタップすることでリッチメニューが表示されます。

●コンテンツ設定

リッチメニューの内容を設定します。

1.「テンプレートを選択」をクリックします。

「テンプレートを選択」をクリック

2. 表示したい内容に合わせてテンプレートを選びます。
テンプレートを選択することでタップ領域を分割することができ、分割した領域に対してそれぞれのアクションを設定することができます。お客さまがリッチメニューの各メニュー領域をタップすると、設定したアクションが実施されます。

テンプレート以外のタップ領域を設定したい場合は、、リッチメニューの画像サイズとタップ領域設定をご参照ください。

「テンプレートを選択」を選択

●メニュー用背景画像をアップロード

「背景画像を選択」をクリックし、事前に作成したオリジナルのメニュー用背景画像(注1)をアップロードします。

注1)オリジナルの背景画像は、タップ領域に合わせて事前に作成していただく必要があります。画像のサイズはLINEのリッチメニューのサイズ要件に準拠してください。画像サイズは大きい方が綺麗に表示できますが、表示に時間がかかる場合があります。

テンプレート大テンプレート小
2,500 px × 1,686 px2,500 px × 843 px
1,200 px × 810 px1,200 px × 405 px
800 px × 540 px800 px × 270 px
「背景画像を選択」をクリック

画像ファイルをドラッグ&ドロップ、または選択してアップロードします。

リッチメニュー用背景画像のアップロード

アクション設定

メニュー領域ごとにお客さまがタップした際のアクションの内容を設定します。組織操作画面で設定できるアクションは、「URI(URL)」「メッセージ」「プリセットリッチメニュー」の3つです。
目的に合わせてアクションを設定してください。

アクション設定時の注意点
ポイントクーポンの機能を利用する場合、お客様は会員アプリを利用する必要がありますが、会員アプリへはリッチメニューからしかアクセスできない仕様になっております。
カスタムリッチメニューを作成する場合でも、必ずアクションに「プリセットメニューリンク」のいずれかの項目を設定してください。

【 URI 】
設定できる項目は、URLまたは電話番号の二つです。

URL:
お客さまを誘導する先のURLを入力します。お客さまが該当のメニューをタップすると、設定したURLに遷移します。
電話番号:
「tel:(電話番号)」の形式で電話番号を入力します。お客さまが該当のメニューをタップすると、スマートフォン上で設定した電話番号が入力されている状態で通話アプリが起動します。

【メッセージ】
お客さま側から発信するメッセージを設定します。
お客さまが該当のメニューをタップすると、設定したメッセージがお客さまのLINEのトーク画面に表示されます。

(例)お問合せを受け付けたい場合:問い合わせ
予約を受け付けたい場合:予約
などの文言を設定しておく。

【 プリセットメニューリンク
会員アプリの各画面へのリンクを設定できます。顧客がカスタムリッチメニューの該当の領域をタップすると、設定した会員アプリの画面に遷移します。
「プリセットメニューリンク」部分をクリックするとプルダウンリストで以下が表示されるので、遷移させたい画面名を選んで設定します。

  • 会員証
    • 会員証画面が開きます。
  • クーポンBOX
    • お客さまが取得済みのクーポンが表示されます。
  • ポイント交換
    • お客さまがポイントと交換可能なクーポンが一覧で表示されます。
    • ポイント運用を行わない場合でも、お客さまが取得可能なクーポンが一覧で表示されます。
  • 会員情報設定
    • 会員情報設定フォームが表示されます。
  • QRコードリーダー

【ポストバックアクション/ リッチメニュー切り替え/ メッセージ】
組織操作画面では、ポストバックアクション/ リッチメニュー切り替え/ メッセージのアクションは設定できません。設定する場合は、組織操作画面で作成したカスタムリッチメニューを各LINEアカウント別操作画面で複製してから設定する必要があります。

●リッチメニューの作成、保存

表示設定とコンテンツ設定が完了したら「作成」または「下書き保存」をクリックし、リッチメニューを作成または下書き保存します。なお、「作成」を選択すると再編集ができませんのでご注意ください。

組織操作画面で作成または下書き保存したリッチメニューは以下に表示されます。

  • 組織操作画面の「組織リッチメニュー 一覧」画面
  • LINEアカウント操作画面の「リッチメニュー 一覧」画面

組織操作画面で作成したリッチメニューの反映方法

組織操作画面ではお客さまへのLINEトーク画面へのリッチメニューの反映または解除の操作を行うことはできません。
組織操作画面で作成したカスタムリッチメニューは、LINEアカウント操作画面で複製してから、反映または解除する必要があります。

組織操作画面で作成したカスタムリッチメニューを反映するには、以下の手順でLINEアカウント操作画面でカスタムリッチメニューを複製してください。

  1. LINEアカウントアイコンをクリックしてLINEアカウント操作画面に移動します
  2. 「リッチメニュー設定」のプルダウンメニューをクリックして、「リッチメニュー一覧」をクリックします。
  1. 「組織ラベル」が表示されているリッチメニューの「複製」をクリックします。(「組織ラベル」は組織操作画面で作成したリッチメニューの事を指します)
  2. 複製の確認ウィンドウが表示されたら「OK」をクリックします

複製すると「組織ラベル」が付いていないリッチメニューが、リストの一番上に表示されますので、「編集」をクリックします。

LINEアカウント操作画面

特にメニューに変更がない場合は、「作成」をクリックします。(ポストバックアクション/ リッチメニュー切り替え/ メッセージのアクションを利用する場合は、ここで設定を行います。詳細な設定方法は次のページでご紹介するカスタムリッチメニューの作成をご覧ください。)

リッチメニューアイテム一覧画面に戻ったら「反映」ボタンが表示されますので、クリックして反映画面に進みます。反映についてはこちらの記事を参照してください。
リッチメニューの反映についてはこちら

LINEアカウント操作画面

次のステップ:カスタムリッチメニューの作成