カスタムリッチメニューの作成
COMSBIで用意しているプリセットリッチメニューの他、背景画像を使用したオリジナルのリッチメニューを作成することができます。
運用している公式LINEアカウントが多く、全LINEアカウントで同一のカスタムリッチメニューを使用したい場合は、組織操作画面でカスタムリッチメニューのテンプレートを作成してから各LINEアカウントで反映してください。
ここでは、LINEアカウントごとのリッチメニューを作成する際の手順をご案内します。
画面へのアクセス方法
- サイドバーに表示されているアイコンの中からカスタムリッチメニューの作成を行うLINEアカウントのアイコンをクリックします。
- LINEアカウントのサイドメニューの「リッチメニュー設定」をクリックし、プルダウンリストを開きます。
- 「リッチメニュー作成」をクリックし、「リッチメニュー新規作成」画面に移動します。
表示設定
リッチメニューの基本的な設定を行います。
- タイトル
管理用のタイトルです。タイトルは識別目的のために設定し、お客さまには表示されません。 - メニューバーのテキスト
「メニューバー」とは、LINEトーク画面下部に表示されているバーのことです。デフォルトでは「メニュー」というテキストが設定されていますが、任意のテキストに変更することもできます。 - トーク画面を開いた時のメニューの状態
「表示する」に設定:お客さまがLINEトーク画面を開いた時、リッチメニューがすでに表示された状態になります。
「表示しない」に設定:お客さまがLINEトーク画面を開いた時、メニューバーのみが表示されます。お客さまがメニューバーをタップすることでリッチメニューが表示されます。
コンテンツ設定
リッチメニューの内容を設定します。
テンプレートを選択
1.「テンプレートを選択」をクリックします。
2. 表示したい内容に合わせてテンプレートを選びます。
テンプレートを選択することでタップ領域を分割することができ、分割した領域に対してそれぞれのアクションを設定することができます。お客さまがリッチメニューの各メニュー領域をタップすると、設定したアクションが実施されます。
テンプレート以外のタップ領域を設定したい場合は、リッチメニューの画像サイズとタップ領域設定をご参照ください。
メニュー用背景画像をアップロード
「背景画像を選択」をクリックし、事前に作成したオリジナルのメニュー用背景画像(注1)をアップロードします。
注1)オリジナルの背景画像は、タップ領域に合わせて事前に作成していただく必要があります。画像のサイズはLINE社のリッチメニューのサイズ要件に準拠してください。画像サイズは大きい方が綺麗に表示できますが、表示に時間がかかる場合があります。
テンプレート大 | テンプレート小 |
---|---|
2,500 px × 1,686 px | 2,500 px × 843 px |
1,200 px × 810 px | 1,200 px × 405 px |
800 px × 540 px | 800 px × 270 px |
画像ファイルをドラッグ&ドロップ、または選択してアップロードします。
アクション設定
メニュー領域ごとにお客さまがタップした際のアクションの内容を設定します。
設定できるアクションは以下の通りです。目的に合わせてアクションを設定してください。
- URI
- ユーザー発話
- プリセットメニューリンク
- ポストバック
- リッチメニュー切り替え
- メッセージ
※ 組織操作画面で作成する場合は、URI/ ユーザー発話/ プリセットメニューリンクが設定できます。
アクション設定時の注意点
ポイントやクーポンの機能を利用する場合、お客様は会員アプリを利用する必要がありますが、会員アプリへはリッチメニューからしかアクセスできない仕様になっております。
カスタムリッチメニューを作成する場合でも、必ずアクションに「プリセットメニューリンク」のいずれかの項目を設定してください。
【URI】
設定できる項目は、URLまたは電話番号の二つです。
URL:
お客さまを誘導する先のURLを入力します。お客さまが該当のメニューをタップすると、設定したURLに遷移します。
電話番号:
「tel:(電話番号)」の形式で電話番号を入力します。お客さまが該当のメニューをタップすると、スマートフォン上で設定した電話番号が入力されている状態で通話アプリが起動します。
【ユーザー発話】
お客さま側から発信するメッセージを設定します。
お客さまが該当のメニューをタップすると、設定したメッセージがお客さまのLINEのトーク画面に表示されます。
応答メッセージ機能と組み合わせて使うと便利です。
例: 以下の文言を設定する。
お問合せを受け付けたい場合:問い合わせ
予約を受け付けたい場合:予約 など
【プリセットメニューリンク】
会員アプリの各画面へのリンクを設定できます。顧客がカスタムリッチメニューの該当の領域をタップすると、設定した会員アプリの画面に遷移します。
「プリセットメニューリンク」フォームをクリックするとプルダウンリストで以下が表示されるので、遷移させたい画面名をクリックし設定します。
- 会員証
- 会員証画面が開きます。
- クーポンBOX
- お客さまが取得済みのクーポンが表示されます。
- ポイント交換
- お客さまがポイントと交換可能なクーポンが一覧で表示されます。
- ポイント運用を行わない場合でも、お客さまが取得可能なクーポンが一覧で表示されます。
- 会員情報設定
- 会員情報設定フォームが表示されます。
- QRコードリーダー
- COMSBI専用のQRコードリーダーが起動します。このQRコードリーダーで対面用QRコードを読み取るとポイントまたはクーポンを取得できます。
(ポイント付与用の対面用QRコードについてはこちら:ポイント付与用QR コード/ URL の発行方法)
(クーポン配布用の対面用QRコードについてはこちら:クーポンの配布用QRコード)
- COMSBI専用のQRコードリーダーが起動します。このQRコードリーダーで対面用QRコードを読み取るとポイントまたはクーポンを取得できます。
【ポストバックアクション】
以下の手順でポストバックアクションを設定できます。ポストバックアクションはあらかじめ作成をしておく必要があります。
「作成したポストバックから選択」をクリックすると、作成済みのポストバックアクションがダイアログで表示されるので、実行したいポストバックアクション名をクリックし設定します。
ポストバックアクション実行時にお客さまのLINEトーク画面にメッセージを送信する場合は、「アクション時のメッセージ設定」に入力します。
お客さまがカスタムリッチメニューの該当の領域をタップすると、設定したポストバックアクションが実行されます。
また、メッセージを設定した場合はお客さまのLINEトーク画面に送信されます。
【リッチメニュー切り替え】
リッチメニューの切り替えアクションを設定できます。リッチメニュー切り替えについてはこちらをご覧ください。
【メッセージ】
作成済のメッセージをメッセージアクションとして設定できます。LINEアカウントのトーク画面で、該当の領域をタップすると、設定したメッセージがタップしたお客さまに送信されます。
設定するメッセージはあらかじめ作成をしておく必要があります。(アクション用メッセージの作成方法はこちら)。
「作成したメッセージから選択」をクリックすると、作成済みのメッセージがダイアログで表示されるので、アクション実行時に送信したいメッセージのタイトルをクリックし設定します。
リッチメニューの下書き保存、作成
表示設定とコンテンツ設定が完了したら「下書き保存」または「作成」をクリックし、リッチメニューを下書き保存または作成します。なお、「作成」を選択すると再編集ができませんのでご注意ください。
作成または下書き保存したリッチメニューは「リッチメニュー 一覧」に表示され、リッチメニューの反映はそちらから行います。
反映方法についてはリッチメニューの反映のページを参照にしてください。
次のステップ:リッチメニューの画像サイズとタップ領域設定